しまに生まれ育ってきた私は、それが普通だと思ってきたのですが・・・

今さら気付いた宮古の不思議、面白いってところを島の風景とともに取り上げてみました。

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みやこの方言ってね・・・

宮古の方言ってホントに外国語みたい。

標準語と方言を使い分ける島人は、立派なバイリンガルだと思うもの。

発音できるのだけれど、言葉として書けない感じです。

だって、普段使わない「ん」が頭語になっていたり、

母音に濁音、半濁音をつけたりしないと表現できない言葉ばかり。

そんな宮古の言葉(みゃーくふつ)を、ちょっとご紹介しますね。

「んみゃーち」
意味は「ようこそ・いらっしゃい」。 『ん』で始まる宮古独特の言葉ですね。
他にも「んざんかいが」=どこに行くの? 「んぎゃます」=うるさい 
など「ん」から始まる言葉は沢山あります。

「たんでぃがーたんでぃ」
「ありがとうございます」「よろしくおねがいします」 という、
感謝を込めた丁寧な言葉。お願いごとをする時によく使うかな。

「あぱらぎ」
沖縄で言う「ちゅらさん」。
美しい、きれいといった意味です。

「ばたふさり」
=腹が立つ。 沖縄で言う「わじわじー」のこと。
「ばた」は腹、「ふさり」は腐る。つまり「はらがくされる」ような感情。
「はらわた煮えくり返る」と同じ表現ですね。

「あいじゃ!」
水や泥がはねた時に言う言葉です。 沖縄で言う、「あがっ!」って感じかな。
あいじゃは使うシチュエーションが限られていますが。
とっさに出てしまう言葉なので、出身地を隠してても、この言葉で宮古の人だってバレちゃいますね。

「ばっしらいん」
=忘れられない。
島にそんな名前のレストランがあるのですが、上手いこと名付けたなと思います。
「あの味がばっしらいん(忘れられない・・・)」みたいな。

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「宮古そば」
そば粉を全く使わず、小麦粉で麺を作るところは「沖縄そば」と同じ。
その大きな違いは、本島の麺より細くて縮れがなく、だしがカツオだし中心、 具は麺の中に隠すということろにあります。
宮古そばに欠かせないのが、宮古かまぼこ。
従来の「蒸して作る」かまぼこではなく、 「油で揚げた」独特のものです。
どちらかというと、さつま揚げに似ています。

 

絶品!「バナナケーキ」
お土産としてオススメしたいのが、モンテドールさんのバナナケーキ。
なんとこのケーキ、「全国菓子博覧会」で最高賞の「名誉総裁賞」を 受賞しているんですよ。 見た目は、カステラみたいなパウンドケーキ。 中身はすりつぶしたバナナがたっぷり練りこまれていて、生地にはバナナの繊維の黒い点が見えるほど。 ふんわり柔らかでバナナの風味が際立つこのケーキ、宮古島を代表する銘菓です。

元祖宮古の「うずまきパン」
要はうずまき状の菓子パンなのですが。ロールケーキのような形をしたパンで、生地の中にグラニュー糖たっぷりのクリームが入っています。
じゃりっとするグラニュー糖の食感が、なぜかクセになる。畑仕事に持っていくパンの中に必ず含まれているほど、島人にはお馴染みの定番パンです。最近では、食パン1斤以上はあるビックうずまきパンも売られていて、土産として人気です♪ (写真:まるそうパン さんのうずまきサンド)

名物ドリンク 「元気の子」
宮古のスーパーではどこででも手に入る「元気の子」。
宮古ゲンキ乳業さんが製造している飲み物です。
たまに観光客の方が牛乳と間違えて買っちゃうそう。紙パックに入ってるしね。
見た目は牛乳ですが、実は甘くて美味しい乳飲料。
色はピンク色、いや、肌色?で、「マミー」とか「ヨーゴ」のような味。
地元っ子はみんな知ってる名物な飲み物の一つです。

飲む極上ライス 「ミキ」
名物な飲み物と言えばもう一つ外せないのが「ミキ」。
マルマサファミリー商事さんが製造している飲み物です。
「飲む極上ライス」という、キャッチコピーがすばらしい(笑)。
キャッチの通り、原料は白米・砂糖・もち米・麦・乳酸でできています。
それは、米を粥状に発酵させて甘味を付けた物で、どろっとしていていますが、冷やして飲むと美味しいの。
白玉だんごを液体にした感じというか、なんというか・・・私は大好きです。
夏バテ防止や食欲不振、整腸などに効果があるようです。
沖縄本島でも入手可。不思議な飲み物を体験したい方は是非ミキを!!

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こんな文化や習慣があってね・・・

「オトーリ(御通り)」
簡単に言うと、泡盛を1つの杯で飲みまわすという単純なことなんです。

まず、皆で車座になって座り、「親」(最初はその宴の主催者・当事者など)と呼ばれる人が、口上を述べます。
「今日は**のお祝いだから。来てくれてありがとう」的な挨拶をし、自分が飲んだ杯を隣の人にまわし、酒を注いでいく。
注がれた人は、それを飲み干す。 そして「親」は、そのまた隣の人へ杯をまわして・・・といった具合に続きます。
参加者全員にまわし終ると、今度は「親」の隣の人が新たな「親」となり、また同じことが繰り返されるのです。
人数分の酒が次々と延々まわってくるのだから、これはかなりきつい。

でも、オトーリによって知らない人同士でも打ち解けていくんですよ。

 

「魂ピンガス」
宮古はウタキ(拝所)がたくさんあり、神事も盛んな島です。
そんな島で信じられていることに、「魂を逃がす」ということがあります。
これは沖縄本島にも存在する言い習わしだと思いますが。

特に幼い子供にあることで、何かの拍子にビックリして魂を逃がしてしまう、というのです。
魂を逃すと、体調不良が長引いたり、ぼーっとしたり、要は魂の抜け殻のような覇気のない状態になってしまうのです。
魂を取り戻す為に、その驚いて魂を逃がしたであろう所に赴き、小石を拾ってきます。
この小石をもとに、カンニゴー(神に願う)をし、魂を取り戻すのです。

「交通事情」
宮古の田舎道へ行くと、ピカップ(=pickup)と呼ばれる軽自動車がたくさん見れます。 さとうきびや野菜を運んだり、農業に便利な車だから大人気なのです。
なにせ、車検の代車用にわざわざピカップを用意している車屋もあるくらいです。 そして、走る速さは時速30キロ以下が当たり前!
急ぐ必要もないし、乗っているのは大抵オジイちゃんだからね・・・。

そんなのどかな島にも、最近片側2車線の大きい道路が開通しました。
今まで片側2車線なんて体験したことのない、オジイ・オバアたちは大そう戸惑ったことだろう。 車線の真ん中を走ってみたり、対向車線の方に曲がって行ったり、はたまた逆走してみたり・・・道路が出来たばかりの時は大変だったらしい。

「ガソリンスタンド」
宮古のガソリンスタンドは夜8時には閉店します。
日曜日も開いている所は1、2ケ所所だけ。
以前、日曜日はどこのスタンドも完全休業だったらしいです。
日曜も開くといっても夕方には閉まるので、 レンタカー返却の際には注意が必要です。

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なんか気になる看板があってね・・・

 

池間島で見つけた自販機ですが、

ラベルがありません。何ジュースだろう?

あ!良く見たら、ちゃんと書いてありましたよ。

丸く切り取ってある部分に

『さんぴん』って手書きの文字が。

なるほど、さんぴん茶かぁ。

・・・自由だなぁ〜。笑

 

こちらも池間島で見つけた看板。

さとうきびの生ジュース、甘くておいしいだろうな。

でも・・・

サザエそばって何!?

サザエ丸ごと乗ってるとか?

あ〜食べてみればよかったぁ。悔

 

これは宮古空港で見つけた看板。

( 3 )番目をご覧ください。

ハイヒールのことまで気を遣ってくださるのね。

なんて親切なんでしょう!沖縄県・・・。笑

しかも、カッコしてるのに句読点まで打ってくれてます。

 

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